読み方: 白魚(シラウオ)
〜白魚の旬は、2月から4月〜


■概要
白魚(シラウオ)は、条鰭綱キュウリウオ目シラウオ科(Salangidae)に分類される魚の総称。狭義には、その中の1種 Salangichthys microdon の和名である。シロウオとは生態や姿がよく似ていて、料理法もほぼ同じで混同されやすいが、シロウオはスズキ目ハゼ科で分類上は全く別の魚である。区別点はシラウオの口はとがっていて、体型がくさび形をしている。

白魚の旬は産卵期に川に上ってくる2月から4月です。宍道湖では11月中旬に解禁され3月がヤマ場とされています。シロウオは活魚として出回るが、シラウオはシロウオほど死後の味の低下が極端でないとされ、死んだ状態で出回ることが多い。料理は天ぷら、卵とじ、吸い物などで、高級食材として扱われる。


■【白魚:シラウオ】キュウリウオ目シラウオ科
・体長8cmほど、北海道から九州北部に分布
・シラウオ(白魚、シラウオ科)とシロウオ(素魚、ハゼ科)は全く異なる魚
・料理:寿司(軍艦巻)、天ぷら、卵とじ、吸い物など。高級食材

シラウオ(白魚)市場魚貝類図鑑
市場では夏の小さいものから、春の筏焼きにできるほどのものまで、大きさで季節を感じるもの。まずそのまま生で食べる。これは特別鮮度がよくなければ生臭いが、噛み締めるとほどよい苦味があり酒に向く。ただいちばんうまいのは香ばしく揚がった天ぷら。

シロウオとシラウオ
しらうお(白魚)はシラウオ科、しろうお(素魚)はハゼ科で、別の魚です。名前が似ているし姿も近いのでよく混同されますが関係のない別種なんですね。

シラウオ(白魚)
北海道から九州沿岸、朝鮮半島、中国などに生息しており、主な産地は島根県の宍道湖で、「宍道湖七珍」のひとつとされています。また、茨城県の霞ケ浦なども知られています。



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