ふぐの旬
〜ふぐ刺し(てっさ)、ふぐちり(てっちり)〜




◆ふぐの旬
ふぐの旬は「秋の彼岸から春の彼岸まで」と言われており、冬が最も旬になる。これは、成長したふぐが産卵のため日本沿岸に近づく時期であるからである。白子は産卵期の1月から3月頃に取れたものが特に美味しい。

◆ふぐの天然と養殖の違い
ふぐは、天然と養殖ものはかなり違う。天然の良いものは本当に美味しい。しかし、天然とは名ばかりのものが随分出回っている。美味しい天然は手に入りにくい。ふぐ刺しは、天然と養殖では歯ごたえが違う。

◆ふぐ料理
ふぐ料理は、ふぐ刺し(てっさ)、ふぐちり(てっちり)、唐揚げなどがある。 ふぐの白子(精巣)も高級食材で、白子焼き、白子揚げ、白子豆腐などが代表的な料理である。

ふぐ刺しは、ふぐの身の刺身のこと。関西ではふぐのことを「てっぽう」と呼ぶことから、てっぽう刺しを略して「てっさ」とも呼ばれる。

ふぐちりは、昆布などで取っただし汁にふぐの切り身や骨を野菜などと一緒に土鍋に入れて煮込む鍋料理のこと。ちりとは、魚の切り身鍋を指すことから、ふぐ鍋をちりをつけて「ふぐちり」と呼ぶ。関西では「てっちり」とも呼ばれる。

ふぐの唐揚げは、ふぐをぶつ切りにした身を薄力粉でまぶして油で揚げたものである。ポン酢のたれや塩で食べる。

ふぐの白子とは、雄のふぐの精巣のことである。白子焼き、白子揚げ、白子豆腐などの一品料理として出されることが多い。

ふぐ刺し>ふぐ 画像  ふぐちり>  唐揚げ>  白子焼き>


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