2021/3/20更新旬の魚魚へん漢字難読魚名出世魚春夏秋冬魚の諺寿司ネタ

魚へんに春夏秋冬 さかな.jp


魚へんに春夏秋冬は、それぞれ鰆(サワラ)、魚夏(ワカシ)、鰍(カジカ)、鮗(コノシロ)です。魚へんに夏となる漢字は和語にも漢語にも支那語にも在りませんでしたが、近年では鰤(ブリ)の幼魚のワカシとして使われています。




さわら
【鰆:サワラ】スズキ目サバ科 ⇒詳細
漢字の由来(国訓):「鰆」は、中国では「海魚の名」のこと。日本では「春が旬だから」とか「春に産卵のために沿岸へ寄るから」から、魚へんに春の鰆を「さわら」と読む(国訓)。訓読みが「さわら」、音読みが「シュン(呉音・漢音)」。
魚夏
わかし
【魚夏:ワカシ】スズキ目アジ科
漢字の由来:「魚夏」は、日本で作られた当て字(国字)。ブリの幼魚ワカシ(15cm)は「初夏に釣れること」から魚へんに夏を旁(つくり)にあてたと考えられる。訓読みが「わかし」、音読みが無し。

かじか
【鰍:カジカ】カサゴ目カジカ科 ⇒詳細
漢字の由来(国訓):「鰍」は、中国では「どじょう」のこと。日本では「カジカは秋が旬」から、魚へんに秋の鰍を「かじか」と読む(国訓)。訓読みが「かじか、いなだ、どじょう」、音読みが「シュ(呉音)、シュウ(漢音)」。

このしろ
【鮗:コノシロ】ニシン目ニシン科 ⇒詳細
漢字の由来(国字):「鮗」は、日本で作られた国字。コノシロは「冬が旬の魚」から魚へんに冬を旁(つくり)にあてた。訓読みが「このしろ」、音読みが国字なので無し。

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